※このページでご紹介しているのは、当院でご相談の多い症例の一例です。
掲載されていない症状についても、お身体の状態を確認したうえで対応できる場合がありますので、「この症状でも相談していいのかな?」という場合も、まずはお気軽にご相談ください。
慢性腰痛
1.こんな症状でお悩みではありませんか?
- 「腰の痛みが何ヶ月も続いている」
- 「長時間座っていると腰がつらい」
- 「朝起きたときに腰が痛い」
- 「治療を受けても、また腰が痛くなる」
慢性的な腰の痛みは、日常生活や仕事などで腰への負担が繰り返されることで、長く続くことがあります。
2.慢性腰痛とは?
腰の痛みが長期間続いている状態を慢性腰痛といいます。
慢性的な腰痛には、筋肉や関節など腰そのものの問題だけでなく、身体の動かし方や姿勢、筋力、日常生活での負担など、さまざまな要因が関係していることがあります。
そのため、痛みのある場所だけを確認するのではなく、身体全体の状態を確認することが大切です。特に
- 安静時・夜間もずっと痛む
- 排尿障害やずっと続く足へのしびれ
- 急激な体重減少
- がんの既往歴
- 発熱など
上記のような症状がある場合は単なる腰痛ではない可能性があります。その場合は医療機関への受診をお勧めすることがございます。
3.なぜ腰痛が長引くのでしょうか?
慢性的な腰痛には、次のような要因が関係している場合があります。
筋肉の緊張
腰やお尻などの筋肉に負担がかかり続けることで、痛みにつながることがあります。
関節の動き
腰だけでなく、股関節など周囲の関節の動きが腰への負担に関係することがあります。
身体の使い方
立つ・座る・歩くなどの日常的な動作や、仕事・スポーツでの身体の使い方が腰への負担につながる場合があります。
筋力・運動機能
体幹や下肢の筋力、身体を適切に動かす能力なども、腰への負担と関係することがあります。
日常生活での負担
長時間同じ姿勢を続けることや、運動不足などが腰痛に関係する場合があります。
このように、慢性腰痛は一つの原因だけで起こっているとは限りません。



4.当院での評価
腰が痛いからといって、腰だけを治療すればよいとは限りません。
当院では、痛みの場所や症状だけでなく、腰・股関節・下肢の動きや筋肉の状態、身体の使い方などを確認し、痛みと身体の状態との関係を考えながら評価します。
問診だけでは判断できない部分についても、実際の動きや身体の状態を確認しながら、痛みの原因を考えていきます。



5.治療
評価したお身体の状態に合わせて、手技療法や運動療法、鍼治療、電気治療などから必要な治療を選択します。
痛みを和らげることだけを目的とするのではなく、腰に負担がかかっている原因を考え、身体の動きや使い方にも目を向けながら治療を行います。
6.日常生活で気をつけたいこと
慢性的な腰痛がある場合でも、痛みが強い時期を除いて、無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 痛みが強い動作は無理に行わない
- 痛みが落ち着いてきたら、できる範囲で身体を動かす
- 日常生活や仕事で腰に負担がかかっていないか確認する
痛みの状態によって適した運動や過ごし方は異なるため、無理をせず身体の状態に合わせて行いましょう。
7.なかなか改善しない腰の痛みでお悩みの方へ
慢性的な腰痛は、痛みのある場所だけでなく、身体の動きや筋肉の状態、日常生活での負担など、さまざまな要因を確認することが大切です。
「腰痛が長く続いている」「何度も痛みを繰り返している」という方は、一度お身体の状態を確認してみませんか?
当院では、お身体の状態を確認したうえで、症状に合わせた治療を行います。
急性腰痛(ぎっくり腰)
1.ぎっくり腰とは?
「ぎっくり腰」は、急に起こる強い腰痛を指す一般的な呼び方です。西洋では魔女の一撃といわれるほど急激な痛みが出る場合があります。
重い物を持ち上げる、かがむ、ひねる、立ち上がるなど、何気ない動作をきっかけに突然痛みが出ることがあります。
ただし、その動作だけが原因とは限りません。
普段からの腰への負担や身体の使い方、筋肉や関節の状態など、
さまざまな要素が重なったところに、ある動作がきっかけとなって痛みが出ることがあります。
そのため、「腰を痛めた原因」を一つに決めつけるのではなく、痛みが出た状況と現在のお身体の状態を確認することが大切です。
2.まず確認したい症状
急に腰が痛くなったからといって、すべてが「ぎっくり腰」とは限りません。
特に、
- 脚に強いしびれがある
- 脚に力が入りにくい
- 排尿・排便に異常がある
- 発熱を伴っている
- 転倒など、強い衝撃の後から痛みが出た
といった症状がある場合は、医療機関での確認が必要になることがあります。
「ぎっくり腰だろう」と自己判断せず、気になる症状がある場合は、まず医療機関への受診をご検討ください。
3. 当院では、まずお身体の状態を確認します
ぎっくり腰の場合、痛みのある場所だけを見るのではなく、
- 痛みが出たきっかけと状態をよく確認します
- どの動作で痛むのか
- 腰や股関節の動き
- 筋肉の状態
- しびれなどの神経症状
などを確認します。
そのうえで、現在のお身体の状態に合わせて治療を行います。
4. ぎっくり腰の治療
痛みの程度やお身体の状態に合わせて、
手技療法・電気療法・鍼灸治療
などを組み合わせて治療します。
痛みが強い時期には無理に身体を動かしたりせず、痛みを悪化させない範囲で対応することが大切です。
当院では特に鍼による治療がおすすめです。ですが鍼が苦手な方もおられますので治療の際はお申し付けください。
痛みが落ち着いてきたら、身体の動きや状態を確認しながら、少しずつ普段の動作に戻していきます。
必要に応じて、運動療法も取り入れます。


5. ぎっくり腰を繰り返している方へ
ぎっくり腰を何度も繰り返している場合は、痛みが出たときだけでなく、
普段の身体の使い方や仕事・日常生活での負担についても確認することが大切です。
痛みが落ち着いた後のお身体の状態も確認し、再び痛みが出ないよう、必要に応じて身体の動きや運動機能についても考えていきます。
腰椎分離症
腰椎分離症は小学生高学年から高校生までによく発生する病気です。
激しい運動により腰椎(腰の骨)がぶつかり合って起こる疲労骨折です。
超初期・初期ではコルセットを使用して安静にすれば90%以上の骨癒合を期待できますが、後期になると骨癒合はできなくなります。
ただし、分離症で骨癒合が得られなくても必ずしも腰痛などの障害が出るわけではありません。
本人や保護者の方との話し合いで骨癒合を目指さず、痛みを抑えてスポーツ活動を優先される方もいます。
しかし気を付けなければいけないのは小学生での分離症は骨の安定が得られていないため、将来的に障害を残す可能性が高くなることです。
以下に早めの診断と治療の開始が重要な病気です。

診断
確定診断にはMRIかCTが必要になります。また病気の進行具合の確認にも必須です。
*MRIやCTは接骨院では行えません。病院での検査をお勧めします。
問診や触診としてはスポーツ歴の確認と背屈(腰をそらす)での痛みの有無、そして患部への圧迫による痛みの出現などでし食べます。
治療
治療をする際に重要なのが病気の進行具合と骨癒合を目指すかどうかの選択です。
まず大前提として分離症の骨癒合は初期から中期までしか期待できません。
初期なら80%以上の癒合が見込めますが中期になると50%前後にまで落ち込みます。そして終期では骨癒合は望めません。
現状を確認したうえで次は競技続行をするか安静を取るかを判断します。
安静の場合は硬性コルセットとつけたうえで、厳しい運動制限をします。
走るなどは厳禁で、腰に負担がかかる運動は基本厳禁になります。
骨癒合にかかる期間は6か月ほどかかるのが一般的です。
罹患者の多い中学から高校生の中では高いレベルと目標をもって取り組んでいる生徒さんも多いです。
ですので半年間の休養期間をとれない方もいます。
その場合はリスクをしっかり認識したうえで本人と保護者、そして監督などと相談の上治療方針を決めるのがよいかと思います。
骨癒合を目指さない場合は治療目的は「運動しても痛みが出ない(抑える)ようにする」になります。
骨に無理な負担がかからないようにフォームの修正や身体アライメント修正(反り腰の矯正など)、ストレッチを行います。
また骨だけでなく周りの筋肉(多裂筋など)に炎症が出ていることも多いのでそれらの痛みを鍼とマッサージでとっていきます。
分離症は治癒に時間がかかる病気ですので予防と早期発見が重要です。
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