足底筋膜炎

足底筋膜炎は足の裏側、特にかかとの付け根あたりに痛みが出ることが多いです。
陸上スポーツなどよく走る人と中高年の人に良く起こります。
一見共通点がなさそうなグループが同じ病気になりやすいという意外な面がある病気です。
足の裏にはふくらはぎから指にかけてびっしりと腱が走っています。この腱は足の指を動かすとともに、体重を受けて支え、効率よく歩るくために重要な役目をはつぃています。
これをトラス・ウインドラス機構といいます。
そのため、オーバーユース(使いすぎ)や加齢によって組織が変質していくと刺激に耐えられなくて痛みが出てきます。

診断

診断はそれほど難しくなく、問診と触診で行います。

治療

安静が第一選択になります。競技者の方などは安静をとれる期間と相談しながら、下腿のエクササイズと足底筋膜マッサージを行います。
インソールによる足裏のバランスの修正と衝撃吸収は特にスポーツ競技者に効果が大きいです。
足底腱膜炎は必ず治る病気ですが、治療に時間がかかることが多い病気です。
早期の治療と再発予防が大事です。

疲労骨折

原因としては最も大きいのはオーバーユース(使いすぎ)です。陸上競技などよく走る方に頻発します。
またフォームや足のアライメント異常(偏平足など)も原因になります。
足の疲労骨折では第2・3・5中足骨・舟状骨など多くの種類があります。
気を付けなければならないのは骨折場所によって治療方法や回復期間が大きく違う点です。
よくある骨折部位である第2・3中足骨骨折は多くはギプスなどの固定は必要がありません。
2~4週間ほどの安静だけで治癒します。
しかし、第5中足骨(小指側)の疲労骨折では初期なら安静で治癒することもありますが、症状が進むと骨がつかなくなるため手術が必要になります。
また舟状骨という足の骨の骨折ではギプス固定と松葉づえによる免荷が必要です。
治癒期間も6週間ほどかかります。

診断

疲労骨折ではレントゲンなども初期には映らないことが多いです。腫れや赤みもあまり出ないことが多いです。
そのため痛みの出る場所への圧痛確認が最も重要になります。超音波エコーなども有効です。

治療方法

骨折場所により安静のみでよい場合や、ギプスが必要になる場合などがありますがまずは骨癒合を得られるまで安静が必要です。
回復促進のために鍼治療や電気などが効果的です。
また走れない期間に体幹トレーニングなど早期復帰のためのエクササイズが重要です。
足のアライメント異常(偏平足など)が原因の場合はインソールが有効です。

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