ランナーズニー(腸脛靭帯炎)

その名の通り、よく走る人(ランナー)に良く起こる病気です。
膝を曲げ伸ばししたときに膝からふとももの外側に痛みが出ます。
骨盤から膝にかけてとても大きな靱帯(腸脛靭帯)がつながっています。
走る際にこの靱帯が膝の骨のでっぱりと擦れて炎症が起こり痛みが出ます。
膝のアライメントとしてはO脚の人に多く発症します。

診断

問診と運動歴、痛みのある場所の確認またグランピングテストで診断できます。

治療

炎症が収まるために安静にします。またお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋・大腿筋膜張筋)の硬さは腸脛靭帯の緊張に大きく影響します。
再発防止のためにストレッチは必須です。またフォームなどの改善が必要になる場合もあります。

鵞足炎

歩いたり走ったりすると膝の上内側あたりに痛みが出ます。
鵞足と呼ばれる場所に薄筋・半腱様筋・縫工筋の3つの筋がついている部分があります。
ランニングや膝のアライメント異常によりそれらの筋肉が引っ張られることにより炎症が起こります。
アライメントに関しては女性に多いです。ニーイン・トゥーアウトと言って膝が内側に入っている状態です。
「女の子座り」が簡単にできる方や偏平足の方に起こりやすいです。また変形性膝関節症の方にもよく併発します。

診断

問診による運動歴や変形性膝関節症の罹患、膝アライメントの確認と圧痛所見を行います。また薄筋・縫工筋・半腱様筋にストレスをかけて痛みが出るかをテストして確認します。

治療

競技者(オーバーユース)が原因の方と変形性膝関節症の方で治療方法が変わってきます。
競技者の方には安静をおこないながら、マッサージと鍼灸、問題のある筋肉へのストレッチを行います。
そして、アライメント異常がある方には姿勢修正エクササイズとインソールを処方します